今回のトレガーフェスティバルでは9月30日と10月1日にそれぞれトレガーアプローチのデモセッションを行ないます。
デモセッションの細かな内容は、担当するプラクティショナーに任せしているので、ここではくわしくは触れませんが、トレガーのいろいろな面を見せてくれると思います。
そこでこのブログではトレガーアプローチの代表的なテクニックのロッキングについて取りあげます。
ロッキングは受け手の体を揺らすテクニックです。揺らすといっても、大きく揺らす、細かく揺らす、振る、ころがす…などなどいろいろな動きがあるのですが、ここでは大きくロッキングという表現でまとめてしまいます。
ロッキングで面白いなーと思うのは小さな動きが体の深い部分まで伝わることです。
オイルマッサージのストロークや指圧では、表面から徐々に深く入っていきますが、ロッキングは揺らそうとする部分をひとつのまとまりにすることができれば、小さな動きでも体の深いところまで楽に届きます。
体に抵抗やブロックがあるときには、大きな揺れよりも小さな揺れの方が深部に伝わりやすくなります。
トレガーのロッキングは受ける側の体に何か抵抗があれば、その抵抗の内側(より小さな動き)で行ないます。そして抵抗なく楽に揺れる感覚を体に味わってもらいます。
このあたりが、同じ揺らすテクニックでも、筋肉を揺らして固さをほぐすという方法とは微妙にちがっていて面白いです。
もちろんトレガーにもいろいろな目的や方法がありますから、ここで述べたことがすべてではありません。
トレガーのロッキングは体のどこの部分でも可能です。手足はもちろんのこと、頭、腰、骨盤、踵、顎、頬、耳、鼻? そしてお腹の深部まで。揺らす方法もとても多彩です。
そのためロッキングという技術はいろいろなボディワークのなかにも取り入れられています。
デモセッションでは解説を加えて行ないますので、見ながら、聞きながら、ロッキングそしてトレガーアプローチのいろいろな可能性をご覧ください。
9月30日(金) 15時30分から
10月1日(土) 11時から
お楽しみに!
中安
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